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エクスプレス出金は、毎月使うと高くつきます。申請額の 1 割が消えるので、それより高い出費を避けられる月に限って使うものです。毎月急いで受け取っているなら、私は専属の条件がなく振込手数料 200 円の NEOFANS(ネオファンズ)を並べて使います。
- エクスプレス出金の手数料
- 330 円+申請額の 10%(最短翌営業日)
- 早くなる幅(10 月 30 日申請)
- 一般は約 2 か月、プレミアムは約 1 週間
- 月 30 万円売ったときの手元
- myfans 一般 224,670 円・プレミアム 250,170 円・NEOFANS 248,800 円(通常の振込 1 回)
エクスプレス出金のボタンは、お金に追われている月ほど押したくなります。気持ちはよく分かります。ただ、押す前に「1 割を払って何日早く受け取るのか」を一度だけ暦と電卓で出しておくと、後悔する月がかなり減ります。ここでは、その計算だけをします。
エクスプレス出金で引かれるのは、330 円と申請額の 1 割
通常の 330 円に、申請額の 10% が上乗せされます。
myfans の手数料のページ(確認日 2026年10月27日)では、振込手数料は通常 330 円、エクスプレス出金は 330 円+申請額の 10% で、最短で翌営業日に入るとされています。330 円は申請のたびにかかり、同じ月に何回も申請すればその回数ぶん引かれる、とも書かれています。
つまり、固定の 330 円は通常の出金と変わりません。
上乗せされるのは 10% の部分だけ。1,000 円を申請するごとに 100 円が消える計算で、残高が大きいほど、この 1 割は素直に大きくなります。
myfans公式ガイドの売上手数料率の表。出典:myfans 公式ページ(2026年10月19日撮影)
10% は売上ではなく「申請額」に掛かる
ここは取り違えやすいところです。
10% が掛かるのは、手数料を引かれたあとの残高から出金を申請する額です。売上の段階で、一般クリエイターならすでに 25% が引かれています。同じページの例だと、1,000 円のチップで一般クリエイターの売上金は 750 円、プレミアムなら 835 円。エクスプレスを使うと、その 750 円や 835 円の 1 割がさらに引かれます。
二重に引かれる、と感じる人がいるのはこのためです。
どのランクで使えるか、上限はあるか
正直に言うと、ここは私の手元の記載からは拾えていません。ランクごとに使えるかどうか、1 回に申請できる上限があるかどうかは、自分の管理画面と公式ヘルプの最新の記載で見てください。規約を読まずに「誰でも使えます」と書くのは、私がいちばん嫌いな解説なので書きません。
早くなるのは、一般で約 2 か月、プレミアムなら約 1 週間
縮む日数は、ランクで大きく違います。
myfans の振込サイクルのページ(確認日 2026年10月27日)を、今日 10 月 30 日(金)に申請した場合に当てはめました。エクスプレスは最短翌営業日なので、早ければ週明けの 11 月 2 日(月)に入ります。
表は横に動かせます →
| ランク | エクスプレスで縮む期間 | 通常の入金日 | 通常の振込手数料 |
|---|
| 一般クリエイター | 約 2 か月 | 12 月 25 日 | 330 円 |
| 準プレミアムクリエイター | 約 4 週間 | 11 月末日 | 330 円 |
| プレミアムクリエイター | 約 1 週間 | 11 月 10 日 | 330 円 |
同じ 1 割を払っても、買える時間がまるで違う。これが表の言いたいことです。
myfans公式ガイドの振込申請サイクルの説明ページ。出典:myfans 公式ページ(2026年10月19日撮影)
一般クリエイターは、待つ期間が長いぶん効き目も大きい
一般クリエイターは、1 日〜末日に申請した分が翌々月の 25 日です。10 月の申請が 12 月 25 日。月初に申請しても月末に申請しても入る日は同じなので、月初の申請ほど待つ期間は長くなり、エクスプレスで縮む幅も広がります。
約 2 か月を 1 割で買う。
私の持論は「手数料の 1% より、振込が 1 か月早い方が資金繰りには効く」です。ただ、1% と 10% では話が違います。10 ポイントは、サイトを乗り換えるかどうか悩むくらいの差です。
プレミアムは、1 週間に 1 割を払うことになる
プレミアムクリエイターは、2026 年 10 月 1 日以降の申請分から、1〜10 日の申請が当月 20 日、11〜20 日が当月末日、21〜末日が翌月 10 日です。いちばん待つ月末の申請でも、翌月 10 日には入ります。
ここでエクスプレスを使うと、1 週間ほどのために申請額の 1 割を払うことになります。よほどの事情がない限り、私なら押しません。準プレミアムは 1〜15 日の申請が翌月 15 日、16〜末日が翌月末日なので、その中間くらいの感覚です。ランク別の入金日は myfans の振込日の記事 に早見表を置いてあります。
払う価値があるのは、1 割より高い出費を避けられるときだけ
判断の物差しは 1 つで、払わなかったら何円損するかです。
エクスプレスの 1 割は、急ぐためのお金です。だから比べる相手は「待った場合に出ていくお金」になります。家賃や引き落としが遅れて余計にかかるお金、カードの支払いを後ろにずらしたときに乗る手数料、仕事の機材が今週ないと受けられない案件。そういう出費が申請額の 1 割より大きいなら、払う意味があります。小さいなら、待った方が手元に残ります。
ここで率に置き直してみます。myfans の一般クリエイターの 25% と、NEOFANS(ネオファンズ)の 17% の差は 8 ポイントです。エクスプレス 1 回の 10% は、それより大きい。毎月使っていると、サイトを替えるより大きな差を、毎月自分で払っている形になります。
使っていい場面
現場で「これは押していい」と言えるのは、だいたい次のような月です。
- 引き落としや支払いの期限が、通常の入金日より前に来ていて、遅れると 1 割以上の出費になる月
- 一般クリエイターで、待つ期間が約 2 か月あり、その間をつなぐ手段がほかに無い月
- 一度きりの事情で、来月からは通常の出金に戻すと決めている月
3 つ目が肝です。
使わない方がいい場面
毎月の習慣になっているなら、やめた方がいいです。
「なんとなく早く欲しい」も同じです。プレミアムで 1 週間しか縮まない月も、移籍の前に最後の残高をまとめて出す月も、残高が大きいぶん 1 割の額がふくらみます。最後の出金ほど急がない方が残る、という話は myfans 移籍の手順の記事 でも書きました。
それと、330 円は申請のたびにかかります。急いで小分けに何度も出すと、10% とは別に 330 円も回数ぶん積み上がる。で、気づいたときには、思っていたより手元が細くなっています。
確定申告のとき、エクスプレスの手数料をどう扱うかは、売上と入金日がずれる月の書き方とあわせて考えると整理しやすいです。ファンクラブの確定申告の記事 に、入金日がずれる月の書き方をまとめています。
毎月急いでいるなら、出金の仕組みごと見直す
エクスプレスが毎月の癖になっているなら、問題は出金ボタンではありません。
入金日が自分の暮らしの周期と合っていない、というだけのことが多いからです。それなら、振込の日と振込手数料の違うサイトを並べて、売上の入り口を 2 つにする方が、毎月 1 割を払い続けるより現実的です。下の表は、各社の公式ページの記載を同じ項目で並べたものです。
表は横に動かせます →
| サービス | 1,000 円売ったときの手元 | 振込の日 | 振込手数料 |
|---|
| NEOFANS | 830 円(17%・決済込み) | 月末締め・翌々月の末日 | 200 円(月 1 回) |
| myfans 一般 | 750 円(25%・チップの例) | 申請月の翌々月 25 日 | 330 円(申請ごと) |
| myfans 一般+エクスプレス | 750 円から申請額の 10% | 最短翌営業日 | 330 円+10% |
| myfans プレミアム | 835 円(16.5%・チップの例) | 申請日で当月 20 日〜翌月 10 日 | 330 円(申請ごと) |
| CANDFANS | 20%(税別) | 月末締め・翌々月 15 日まで | クリエイター負担(金額は記載なし) |
| Fantia | 12.5%・実写 17.5% | 翌月 10〜25 日の申請で翌々月 10 日 | 330 円 |
| Ci-en | 月額プラン 全年齢 10%・R-18 13% | 月末締め・翌月 20 日まで | Ci-en が負担 |
出典は、CANDFANS の公式ヘルプ、Fantia の手数料のページ と 振込のページ・振込手数料のページ、Ci-en の手数料のページ と 振込のページ です(いずれも確認日 2026年10月27日)。Ci-en は月額プランなどの振込額が 5千円に満たないと翌月以降に繰り越し、Fantia は実写カテゴリが 17.5% になる点も、それぞれのページに書かれています。
1,000 円売ったときに手元に残る金額(NEOFANS 830円(手数料170円)・myfans チップ1,000円: 一般750円・プレミアム835円。2026年10月18日確認・各社の公式ページの記載から)
振込の早さでは、NEOFANS は勝てない
ここは先に言っておきます。
NEOFANS の振込は月末で締めて翌々月の末日で、末日が銀行の休業日なら翌営業日です。公式の例では、10 月の売上は 1 月 4 日に入ります。12 月 31 日が銀行の休業日だからです。急ぎの出金の仕組みは公式に記載が無く、月払いなので振込は月 1 回まで。早さの列なら、myfans のプレミアムの方がずっと上です。
それに NEOFANS は始まったばかりで、作者もまだ多くありません。サイトの中で新しいファンが自然に流れてくる、という期待は今は持ちにくいので、集客は自分の X が頼りになります。
NEOFANSのホーム画面とステージで歌うアニメ調キャラ。出典:NEOFANS 公式ページ(2026年10月19日撮影)
それでも並べるなら、私は NEOFANS に登録する
理由は列で言えます。手数料は 17% で、決済の手数料もこの中に入っています(2026 年 10 月 19 日に 15% から改定)。ファン側の手数料は 0% で、振込手数料は 1 回 200 円。そして専属の条件がありません。
現場でいちばん効くのは、この最後の列です。他のサイトと同じ写真を並行して売ってもペナルティは無い、と公式に書かれているので、myfans を続けたまま入金日の違う入り口をもう 1 つ持てます。入金日が 2 つに分かれれば、どちらかの入金日が支払いの前に来る月が増え、エクスプレスを押さずに済む月も増えていきます。myfans 側の条件は、myfans の専属の記事 と自分の契約で見てください。
月 30 万円売って通常の振込を 1 回受けた場合、手元は myfans 一般 224,670 円、プレミアム 250,170 円、NEOFANS 248,800 円です。前の月も同じだけ売れていれば、NEOFANS は売れるほど下がる段で 15% になり、254,800 円。これは専属契約なしの数字で、エクスプレスの 1 割はどの数字にも入っていません。
PR入金日の違う入り口を持つ
手数料 17%(決済込み)・振込 200 円・専属なしの条件を公式の案内で
NEOFANS の手数料を見る18 歳以上の方のみ
手数料の内訳をもう一段細かく知りたい人は myfans の手数料の内訳の記事、ランク別の乗り換え先は myfans の代わりの記事 へどうぞ。
今日やるのは、次の支払いの日と通常の入金日を並べること
カレンダーに、次の大きな支払いの日と、通常の入金日を並べて書いてください。
通常の入金日の方が先なら、エクスプレスは要りません。支払いの方が先なら、そこで初めて「1 割を払う価値があるか」を考えます。遅れたときにかかるお金が申請額の 1 割より小さいなら、待つ。大きいなら、その月だけ押す。
これだけで、ボタンを押す回数はかなり減ります。
よくある質問
myfans のエクスプレス出金の手数料はいくらですか?
330 円に申請額の 10% を足した額で、最短で翌営業日に振り込まれます(myfans 公式ヘルプ・確認日 2026年10月27日)。
エクスプレス出金で何日早くなりますか?
ランクと申請日で変わり、10 月 30 日の申請なら一般は約 2 か月、準プレミアムは約 4 週間、プレミアムは約 1 週間早まります。
10% は売上に掛かりますか?
売上ではなく、手数料を引かれたあとの残高から申請した額に掛かります。
同じ月に何回も申請するとどうなりますか?
330 円は申請のたびにかかるので、回数ぶん引かれ、エクスプレスならそのたびに 10% も加わります。
NEOFANS に急ぎの出金はありますか?
公式に記載は無く、振込は月末締め・翌々月末日の月 1 回で、振込手数料は 1 回 200 円です。
この記事の情報は 2026年10月30日 時点の各社の公式ページの記載をもとにしています。