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ファンクラブの確定申告【2026年】売上と入金日がずれる月の書き方

ミナトのアバターミナト最終更新 2026.11.03公開 2026.10.2511分で読める

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この記事の調べ方(2026.10.25 確認)
対象
myfans・CANDFANS・Fantia などのファンクラブサイト
調べ方
各社の公式ヘルプ・規約の記載を、確認日つきで引用。手数料は「1,000 円売ったら手元にいくら」に直して計算。ランキングの決め方
確認日
2026.10.25
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年末に売れた分は翌年に入金されても、売れた年の売上です。手数料と振込手数料は経費の行に分けて書けます。これから選ぶなら、私は振込が月 1 回・200 円で帳簿の行が少なく済む NEOFANS(ネオファンズ)に登録します。

12 月の売上が入る日
myfans 一般は 12 月申請分が翌年 2 月 25 日、NEOFANS は翌年 2 月末日(休業日なら翌営業日)
年をまたぎ始める月
NEOFANS は 10 月の売上から(入金は 1 月 4 日)
経費の行に分けるもの
サイトの手数料と、1 回ごとの振込手数料(myfans 330 円・NEOFANS 200 円)
月 30 万円売ったときの手元
myfans 一般 224,670 円・NEOFANS 248,800 円
ファンクラブの確定申告【2026年】売上と入金日がずれる月の書き方

申告の時期が近づくと、通帳を横に置いて入金を足していく人が多いです。それで年がずれます。

ファンクラブのサイトは、売れてから口座に入るまで 2 か月ほどかかります。だから通帳の 1 年分の合計と「今年売れた額」は、まず合いません。私が書けるのは、どの月の分をどの年に入れるか、手数料をどの行に書くか、という帳簿の段取りまでです。税金がいくらになるかは人によって違うので、ここでは書きません。

売上は「売れた日」の年に入れる

売上は、売れた日の年に入れるのが原則です。

2026 年 12 月に売れた分なら、口座に入るのが 2027 年 2 月でも、2026 年の売上として数えます。入金日は、お金が動いた日。売れた日は、売上が立った日。帳簿で見るのは後ろの方です。

通帳の入金だけで足すと、何がずれる?

ずれるのは年末の分です。

通帳だけで 1 年を足すと、1〜2 月に入ってくる前の年の 11〜12 月の売上が今年に混ざり、逆に今年の 11〜12 月に売れた分は来年に押し出されます。毎年同じくらい売れているなら差は小さく見えますが、売上が伸びている年や、年の途中で始めた年は、この入れ替わりがそのまま金額の差になります。

たとえば今年の秋に始めた人。通帳で数えると、今年の売上がほとんどゼロに見えることがあります。売れているのに。

正直に言うと、ここで一番困るのは翌年です。前の年に数えなかった分が今年の入金に乗ってくるので、「今年はやけに多い」と感じる。その差の出どころを後から追うのは、かなり骨が折れます。

入金の日で付ける書き方は無いの?

規模の小さい人向けに、入金ベースで付けられる特例はあります。

ただ、使えるかどうかは届け出や条件しだいで、私が「あなたは使える」と言い切れる話ではありません。自分がどちらの付け方をしているのか、税務署か税理士に先に聞いてください。

どちらにするにしても、毎年同じ付け方にそろえること。今年は売れた日、来年は入金日、と変えると、境目の月の売上が二重に数えられたり、どこにも入らなかったりします。

12 月の売上は、どちらのサイトでも翌年に入金される

12 月に売れた分は、myfans 一般でも NEOFANS でも入金は翌年です。

10〜12 月の 3 か月を、2 つのサイトで並べるとこうなります。myfans は売れたその月に振込を申請した場合の日付です。

売れた月myfans 一般(その月に申請)NEOFANS
10 月12 月 25 日翌年 1 月 4 日
11 月翌年 1 月 25 日翌年 1 月末日(休業日なら翌営業日)
12 月翌年 2 月 25 日翌年 2 月末日(休業日なら翌営業日)

右の 2 列を見ると、年をまたぐ月の数が違います。

myfans は「申請した月」から数える

myfans の振込サイクルのページ(確認日 2026年10月18日)では、一般クリエイターは 1 日〜末日に申請した分が翌々月の 25 日に振り込まれます。起点は申請です。売れた日ではありません。

myfans の公式ページの画面
myfans公式ガイドの振込申請サイクルの説明ページ。出典:myfans 公式ページ(2026年10月19日撮影)

ここが帳簿では効きます。12 月に売れた分を 1 月に申請すれば、入金は 3 月 25 日。申請を何か月か寝かせれば、入金はもっと後ろにずれます。それでも売上の年は動きません。12 月に売れたなら 12 月の売上です。

つまり myfans では、入金日を見ても「いつ売れた分か」が分かりにくい。申請した日と、その申請に含まれる売上の月を、申請のたびにメモしておくと後で助かります。ランク別の入金日は myfans の振込日の記事 に早見表を置いてあります。

NEOFANS は 10 月の売上から年をまたぐ

NEOFANS の公式の記載では、振込は月末で締めて翌々月の末日です。末日が銀行の休業日なら翌営業日で、10 月の売上は 1 月 4 日に入ります。12 月 31 日が銀行の休業日だからです。

10 月分まで年をまたぐ。ここは見落とされがちです。

NEOFANS の公式ページの画面
NEOFANSのホーム画面とステージで歌うアニメ調キャラ。出典:NEOFANS 公式ページ(2026年10月19日撮影)

その代わり、起点が「売れた月」で固定なので、入金を見れば何月の売上かがすぐ分かります。申請の操作に左右されないぶん、帳簿の照らし合わせは素直です。

振込の早さだけで言えば、myfans のプレミアムクリエイターが上です。同じページによると、2026 年 10 月 1 日以降の申請分から、1〜10 日の申請は当月 20 日、11〜20 日は当月末日に入ります。12 月の上旬に申請すれば、その年のうちに口座に入る。年をまたがない月があるのは、プレミアムの強い列です。21 日〜末日の申請は翌月 10 日なので、そこは年をまたぎます。

サイトの手数料は、売上から引かずに経費の行へ書く

手数料は売上から消さず、経費として別の行に書くと集計が合います。

サイトの画面や入金額は、手数料を引いた後の数字です。そこだけを売上に書くと、手数料という行が帳簿から消えます。計算の上では差し引きの残りは同じになりますが、行を分けておけば、率が変わった月の差を後から追えます。

率が年の途中で変わった人は、どう書く?

月ごとに、その月の率で書きます。

今年は 2 つのサイトとも率が変わりました。myfans の手数料のページ(確認日 2026年10月18日)では、2026 年 10 月 1 日の売上から一般クリエイターが 25%、プレミアムクリエイターが 16.5% です。別のページには、一般は 22% から 25% に変わったとあります。

myfans の公式ページの画面
myfans公式ガイドの売上手数料率の表。出典:myfans 公式ページ(2026年10月19日撮影)

NEOFANS は 17% で、決済の手数料もこの中に含みます。2026 年 10 月 19 日に 15% から改定されました。

だから「年間の売上 × 今の率」で年間の手数料を出すと合いません。9 月までと 10 月からで率が違うからです。結局、月ごとに売上と手数料を 1 行ずつ書いておくのが一番早い。

月 30 万円売ったとき、帳簿の行はどう並ぶ?

月 1 回の振込を受けたとして、1 か月分を行に分けるとこうです。

行myfans 一般NEOFANS
売上300,000 円300,000 円
サイトの手数料75,000 円51,000 円
振込手数料(月 1 回)330 円200 円
口座に入る額224,670 円248,800 円

一番下の行だけが通帳に載ります。上の 3 行は、通帳を見ても出てきません。

1,000 円で見ると、NEOFANS は 830 円が手元、170 円が手数料です。myfans のチップの例では、一般が 750 円で手数料 250 円。この差がそのまま経費の行の差になります。内訳をもっと細かく見たい人は myfans の手数料の記事 へ。

1,000 円売ったときに手元に残る金額
1,000 円売ったときに手元に残る金額(NEOFANS 830円(手数料170円)・myfans チップ時: 一般750円・準プレミアム800円・プレミアム835円。2026年10月18日確認・各社の公式ページの記載から)

ファンが払った購入手数料は、自分の売上?

私は、自分の売上には入らないと読んでいます。

myfans の手数料のページでは、購入手数料はファンが負担し、クリエイターの売上からは引かれないとされています。ファンが払った総額のうち、購入手数料の部分はそもそも自分に入ってこないお金です。帳簿に書く売上は、自分が付けた値段の方。NEOFANS はファン側の手数料が 0% なので、ファンが払う額と値段が同じで、この迷いが起きません。

返金に備えた保留は、どう書く?

NEOFANS の公式の記載では、カード会社への返金に備えて、売上の一部を決済会社から戻るまで保留することがあります。なくなるお金ではありません。

売れた月に売上として書き、まだ口座に入っていない分として持っておく。私はそれが素直な付け方だと思います。実際に返金になった分をどう直すかは、人によって書き方が分かれるので、税理士に聞いてください。

振込手数料は、引かれた回数ぶん経費に数える

振込手数料は 1 回ごとにかかるので、回数ぶんを経費に数えます。

myfans の手数料のページ(確認日 2026年10月18日)では、振込手数料は通常 330 円で、申請のたびにかかります。同じ月に 3 回申請すれば 3 回ぶん。急ぎのエクスプレス出金は最短翌営業日に入るかわりに、330 円に申請額の 10% が乗ります。この 10% も振込のための手数料です。

NEOFANS は 1 回 200 円で、月払いなので振込は月 1 回まで。月の売上が 3,000 円に届かないと翌月に繰り越されるので、その月は振込が無く、手数料もかかりません。

振込手数料は、どの年の行に入れる?

引かれた日の年に入れるのが素直です。

ここが一番ずれやすい。12 月に売れた分の売上は今年ですが、その分を振り込むときの 200 円や 330 円は、実際に引かれるのが翌年の 2 月です。売上は売れた日で数え、振込手数料は引かれた日で数える。同じ入金の中に、年の違う 2 つの数字が入っています。

売上と振込手数料は、同じ入金でも年が違うことがあります。

申請をこまめにすると、何が増える?

行が増えます。手間も増えます。

myfans で月に何度も申請すると、330 円の行がその回数だけ並び、それぞれの申請にどの月の売上が入っているかを書き分ける必要も出てきます。資金繰りのために早く出したい月があるのは分かりますし、私も振込が 1 か月早い方が手数料の 1% より効くと思っている側の人間です。ただ、年末だけは、申請の回数を絞った方が帳簿は楽になります。

NEOFANS の弱い列も書いておく

NEOFANS は始まったばかりで、作者もまだ多くありません。

振込の早さでは myfans のプレミアムに勝てませんし、手元の額でもプレミアムの方が残ります。月 30 万円なら、プレミアムは 250,170 円で、NEOFANS より 1,370 円多い。プレミアムの人が帳簿のためだけに動く理由は、正直あまりありません。

それでも一般クリエイターの人なら、私は NEOFANS に登録します。月 30 万円で 24,130 円多く残るのに加えて、振込が月 1 回・起点が売れた月で固定なので、年末の帳簿で迷う行が少ないからです。専属の条件も無いので、今のサイトを続けたまま並行して置けます。

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手数料と振込の条件を見ておく

17%・振込 200 円・月末締め翌々月末日の記載を、公式のクリエイター向けページで

NEOFANS の手数料を見る

18 歳以上の方のみ

年末年始は、売上の表と入金の表を分けて持つ

年末年始だけは、売上の表と入金の表を分けて持つと迷いません。

1 枚の表に両方を書こうとすると、12 月の売上と 2 月の入金が同じ行で並ぶのか別の行なのか、書くたびに迷います。表を 2 つにして、入金の表の横に「何月の売上か」を書く。これで足ります。

売上の表に、売れた月ごとの数字を書く

売上・サイトの手数料の 2 行を月ごとに。NEOFANS はクリエイターの画面で今月の売上と先月比が見えるので、月末にその数字を写します。

入金の表に、入った日と金額を書く

横の欄に「何月の売上の分か」と、引かれた振込手数料を書きます。myfans は申請した日も添えます。

年末に、まだ入っていない売上を拾う

売上の表にあって入金の表にまだ無い月が、年をまたぐ分です。その合計を「まだ入っていない売上」として今年の側に残します。

1 月に入った入金は、どの年の分?

だいたい前の年の分です。

  • NEOFANS の 1 月 4 日の入金は、前の年の 10 月に売れた分
  • NEOFANS の 1 月末日(休業日なら翌営業日)の入金は、前の年の 11 月に売れた分
  • myfans 一般の 1 月 25 日の入金は、前の年の 11 月に申請した分

この 3 つは、今年の売上の表には書きません。前の年の「まだ入っていない売上」が、ここで入ってきただけです。入金の表には書いて、横に「前年 10 月分」のように書いておけば、二重に数えずに済みます。

入金ベースの特例を使っている人は、この章の付け方とは扱いが変わります。自分がどちらで付けているかが分からないうちは、表を 2 つ持っておくだけにして、申告にどちらの数字を使うかは税務署か税理士に聞いてから決めてください。

今日やることは、10〜12 月の売上を書く 3 行の欄を作ること

今日は、10〜12 月の売上を書く 3 行の欄を作ってください。

10 月、11 月、12 月。それぞれ売上と手数料の 2 つの枠。今日は 10 月 25 日なので、10 月の行は月末に埋まります。11 月と 12 月は空のままで構いません。

この 3 行が、年明けに通帳を見たときの答え合わせの相手になり、1 月や 2 月に入ってきたお金を見て「これは去年の 11 月の分だ」と迷わず言えるようになります。

紙でもスマホのメモでもいいです。

帳簿は、年末に慌てて組むと必ずどこかがずれます。今日の 3 行で十分です。

通帳は答え合わせに使って、売上は売れた月で書く。それだけです。

よくある質問

12 月に売れて 2 月に入金された分は、どの年の売上ですか?

原則は売れた年、つまり 12 月の年の売上です。入金ベースの特例を使っている人は扱いが変わるので、税務署か税理士に聞いてください。

サイトの手数料は経費になりますか?

売上から引かれる手数料は、経費の行に分けて書くのが帳簿として筋が通ります。月ごとに、その月の率で書いておくと、年の途中で率が変わっても合います。

振込手数料はどの年の経費ですか?

引かれた日の年に入れるのが素直です。12 月に売れた分でも、振込が翌年 2 月なら、その振込手数料は翌年の行になります。

myfans で売れた月と申請した月が違うときは?

売上は売れた月で数え、申請した月は入金日を出すためだけに使います。申請のたびに、どの月の売上を含むかをメモしておくと後で照らし合わせられます。

税金はいくらになりますか?

所得や他の収入、控除で人によって変わるので、ここでは金額を出していません。数字を固めたい人は、売上の表を持って税務署か税理士に相談してください。

この記事の情報は 2026年10月25日 時点の各社の公式ページの記載をもとにしています。

ミナトのアバター

この記事を書いた人

ミナトクリエイターラボ 編集部

ファンクラブで売る人の運用の現場にいた経験から、手数料は「1,000 円売ったら手元にいくら」、振込は「いつ口座に入るか」に直して書いています。各社の数字は公式ヘルプの引用と確認日つき。自分の実績や担当した人の数字は書きません。

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